コスラエ州は、ミクロネシア連邦の最東端に位置し、他州と異なりコスラエ島一島からなる州である。面積は約116k㎡でミクロネシア連邦の中ではポンペイ島に次いで2番目に大きい。

他方、連邦政府統計局による2013年現在の推定人口は約8,400人で、4州の中で最も少ない。

島は火山島で、住民たちのほとんどは北東から南側の海岸部に暮らしており、島の中央部には豊かな熱帯雨林が広がっている。また、島の南西部にはマングローブ水路が独特の景観を作りだしており、こうした自然を楽しむツアーが近年注目を集めている。

サンゴ礁とマングローブ樹林、そして熱帯性ジャングルに覆われたコスラエ島は、「太平洋の宝石」とも呼ばれている。