国連エコノミストのポンペイ便り No.4
今回は米国と三ヵ国(ミクロネシア連邦、パラオ、マーシャル諸島)間で結ばれている自由連合協定により社会経済が大きな影響を受けている海外移民問題が取り上げられています。協定により米国への移住が自由であるという状況があり、このことが与える多方面での影響などについて、その背景から要因まで考察されています。
移民問題は「移民の流入」という観点から捉えられることが多いように思いますが、太平洋島嶼国では逆に「移民として流出」することによる様々な課題、問題を抱えているという現状にも目を向ける必要がありそうです。
なお、著者の阿部様はこの度「パラオ財務省アドバイザー」としての任に就かれましたので、今後のますますのご活躍を期待したいと思います。
〔本文冒頭より抜粋〕
少し間が空いてしまいましたが、「国連エコノミストのポンペイ便り」第四回をお送りします。尚、本稿は著者が今夏編集した学術書の一章を基にしています 。
初めに
今回はミクロネシア連邦を含む米国との自由連合協定三か国(他の二か国はパラオとマーシャル諸島)で大きな影響を社会経済に与えている海外移民問題を取り上げます。・・・